1人の暇つぶしには定評のある串﨑ですこんにちわ
とはいえさすがのワタクシでもそろそろ限界を感じている今日この頃
ネトフリドラマの一気見も、漫画の一気読みも、エアロバイクも塗り絵も飽きたので
最近ではナショジオの「カバ特集」にまで手を出しはじめた危険な状態だったのですが
ついには頂いた牛タンの塊を捌き始めましてもうなんでもこいって気がしてきました
さて緊急事態宣言も折り返しに入りましたがどうなることやら
このまま緩やかにピークアウトしてくれることを祈ります
世間では「テレワーク」なんつって自宅仕事に切り替える所もありますが
日本は紙と判子の文化が長かったせいか極端にIT化が遅れているので所詮は18%程度
まあ突然「家でしろ」と言われてもできる仕事とそうでない仕事がありますしね
知人の会社もテレワークに切り替えたんですが、始業と終業はZOOMなどで顔を合わせ
日中も仕事をしてるかの確認で定期的にZOOMなどでの連絡が来るんですってw
こんなん絶対作業効率落ちますよねw
要は「管理する側」も慣れていないんですよ
会社も突然「社員をテレワークにして管理しろ」と言われても”そのノウハウ”が無いから
結局は日中に何回も連絡するという超アナログな確認になるというねw
こりゃあ時間かかりそうですなw
関係無いんですが「ZOOM疲れ」なんて言葉もチラホラ聞きますね
慣れてない人ほど最初は「面白い」と言って喜んでやっているんですが
同時に画面を見て話すって結構脳みそ使うというか、目の前で話すのとは”間”が違うので
オンラインってある程度慣れていないと実は結構疲れるんですよね
ちなみに慣れていない人ってなんであんなに「どアップ」なんですかねw
そんな近くで顔見て話す事なんて普段でも無いでしょって
なんなら頭とアゴも見切れてる人とかいるもんなw圧すげーよなw
みなさんほんの気持ちだけ下がりましょうね
さて音楽ビジネスを大きく言うと制作事業とコンサート事業の2つがありますよね
で現在コンサート事業の方は壊滅的な打撃を受けていますが、一方で制作事業
つまり作家や作詞家や編曲家など「元々家でしていた職業」に至っては特に変化もなく
昨今の「テレワーク」なんて実はとっくの昔からそうでした
そもそも音楽なんて「誰かの家」から始まるもんだしね
もちろんレーベルはもとよりコンサートをはじめ”出口”が全部止まっているため
今は元の制作自体が減っているので影響もそれなりにあるのですが
いずれにせよ「仕事の仕方」までが変わる事は今後も無いと思います
問題はコンサート事業で生計を立てていたミュージシャンなどはもはや死活問題で
以前のような活動ができるのはまだまだ先の話しかもしれません
なぜならコロナが落ち着いたら終わりではなく、いずれ終息宣言が出されたとしても
突然翌日から「よし!ライブ行こう!」とはなりませんもんね
人が密集する場所に行く事への不安が一度定着してしまうと
それらが払拭されて以前のような活気が戻るにはそれ相応の時間が必要だと思います
それまでの間どう食いつないでいくのかの方法論はいくつもありますが一番手っ取り早いのは「離脱」です
今までなんとか食いつないでいた若手や中堅のミュージシャンは一旦離脱するのもありかと思う
「半年1年なんとか耐えれば...」という淡い希望に賭けて、借金しながら細々と食いつないでも
その頃活気が戻っているなんて誰も補償できないし予測も付きません
音楽業界はまだしばらく時間を要するので、蜘蛛の糸の一番下になんとかぶら下がるよりは
知人の所でもいいので一旦就職するなりして、まずは生活を安定させる事が重要かと個人的には思います
若手のミュージシャンが楽器を売って食いつなぐ話しを聞くと本当に心が痛いです
そこまでする覚悟があるなら、いずれ活気が戻った頃にいくらでも頑張れるので
一旦距離を置くことも視野に入れながら、まずは生活の安定を優先した方がいい
チキンラーメンで1年しのいでも、心が疲弊してたら結局その先に何も無いからね
音楽は書いて字の如く音で楽しませる職業なので、心が疲弊してしまったら自分はおろか
誰かを楽しませるなんて相当難しいと思います
貧乏がダメと言ってるのではなく「心が疲弊しない方」を取るのが今は最善かと個人的には思う
次点ではオンライン化などでしょうか
先のブログでも少し書きましたがチック・コリアがオンラインレッスンする時代です
仕事にせよ遊びにせよ、今はオンラインでの変革や可能性はもはや避けて通れません
無観客ライブやスタジオライブなどが確実に増えてくるだろうし
アマチュアでも投げ銭など今時のシステムを使って新しい在り方を探るでしょう
でもPC周りというのかIT関係というのか、こういうのって未だ苦手な人っていますよね
ミュージシャンでもそういう人は多く、ましてやアナログを美徳とする慣例で来た部分もあるので
パソコンやネットをはじめ、極端に言うと打ち込みに対しての許容自体が低い人も大勢いますが
もうそういうのは今回で一気に古くなると思いますし、もはや美徳ですら無くなってくると思います
演奏は永遠にアナログですし、アナログ機材などの価値が変わる事は無いですが
それとデジタルのリテラシーを放棄するのとは全く意味が違うと思うんですよね
先日森俊之さんがfacebookで「データのやり取りで制作してる人声かけてください」と言ってました
こういうことをパッとできる所が森さんのすごいとこだなあと本当に思いました
森さんなんて譜面は手書きだしアナログシンセまで実機の手弾きなんでドアナログ派なんですが
一旦こうなったらパッと切り替えて「じゃあデータでやりましょう!」と言える感じ
多分これって追随するミュージシャンも多いと思うし、ちょっとした変革を起こすと思う
若手のアーティストや制作者にしたら大御所さんとやり取りする機会はおろか
そもそも繋がり自体が無い中、こんなことがシームレスになったらえらいことですよね
僕が若手のアーティストや制作者だったら森さんはもとより色んな人に頼みまくると思う
自分が作ってる曲にあの人がエレピ弾いてくれたりドラム叩いてくれたり
もう想像しただけでゲー吐きそうですよね
嬉しい云々以前にこういう人らと1曲やるだけで機械に向かって1人でセコセコするよりは
演奏から解釈までよっぽど勉強になるのでぜひお願いしてみてほしいです
大御所さんて実は「良い物を作りたい」という強い意志さえもっていれば案外受けてくれる人多いです
それはこの10年色んな人に飛び込んできた僕の中での唯一の確信です
ので臆せず自信を持ってどんどん若い人らが飛び込んでいけたらいいなと思う
もちろん若手だけじゃなく、色んな人がこうやって打ち出してさえいてくれたら
他の大御所やアーティストの中にも「一度やってみたかった」って人が絶対いるわけで
アクションを起こした人には必ずアクションで返ってきますよね
こういった上下の繋がりができたり、ジャンルや時間を飛び越えたり
新しいシステムが出来上がっていく時に乗れる人かそうでない人かで一気に分かれると思います
てかこういったことをもっとシームレスにできるプラットフォームのようなものってできないのかな
誰かと誰かをスムーズに繋いであげられるシステムとかも考えてみようかな
それと多くのミュージシャンにとって個人レッスンなども大事な収入源ですが
多くの人がもう既にオンライン化をはじめています
まだの人はウダウダ言ってないでまずはやりましょう
とりあえずは現状の生徒さんだけでも救いましょう
「いやあ〜パソコン周りってよくわかんなくてさあ〜」なんて言ってたらあきまへん
ハイスタもついにサブスク参戦ですよ
一昨年見たロードムービーも同時リリースでもう売れるもん全部売るぞっていう気合い
やっぱピザのこういうとこってすげえかっこいいなって思いました
イキってたら死にまっせマジでw
音楽業界のオンラインリテラシーも少しは変わる時代が来たのかもしれない
ここから生まれるシステムや価値観だって必ずあるので、まずは動くべき
変更や修正はその都度したらいい
指をくわえて未来を祈るよりは、今できることを”楽しみながら”やれる人がいつの世も残る
頑張っていきましょうや
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