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エミール・ガレ

  • 執筆者の写真: gen kushizaki
    gen kushizaki
  • 4月15日
  • 読了時間: 3分

更新日:5月28日

ガレ行ってきたんですが、、

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いやマジ危なかった...

随分前に前売りを買ってたので行こう行こうと思いつつ、偶然気づいたのが終了2日前

幸いにもサントリー美術館なのでミッドタウンまで猛ダッシュで駆け込みました

最終組も気をつけておかないとうっかり逃してしまう恐れがあるから要注意ですね


でもとりあえず無事行けました「エミール・ガレ 憧憬のパリ

以前も松濤美術館のガレ展に行ったばかりですが今回のは回顧展的なボリュームで最高

初期から最後の作品までガレの生涯を振り返るという120周年に相応しい特別展でした


ガレといえばパリ万博で花咲いた作家ですが、ガレが国際デビューした1878年のパリ万博

時代はまさにポスト印象派を直撃したジャポニスムですのでガレもドップリ和テイストです


ガッツリ浮世絵w

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裏表で見せるお洒落感

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↓ガレ

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でも名実ともに爆発したのは1889年のパリ万博でして、この時ガレはガラス作品に加え、陶器や家具も出展しており、ガラス部門でグランプリ、陶器部門は金賞、始めたばかりの家具部門は銀賞という無双状態でした


ジャンヌダルク

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てかガレと言えばやっぱ黒ですよね。

僕実はポップなのより黒色ガラスシリーズの方が好きだったりするんですよ


図録の扉絵はこれ

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普通にかっこいい

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映り込みまで考えられてる

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てか今回のライティング考えた人天才

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個々が本当に引き立ってる

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これ1時間見てられるわ

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長物シリーズも多々あり

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巻き貝やばいw

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もちろんポップなのも山盛り

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そして目玉は当然キノコです

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点灯するのは15年ぶりらしい

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確かに言われてみると今まで点灯した状態のキノコシリーズって見たこと無いかも

しかしサントリー美術館のディスプレイがすごく良かった。イケてる美術館てやっぱ魅せますよね

四方をグルリと回って全面見られるし、すごく近いのでガレの細密な模様まで全部見れて最高

スペースも余裕があるので1つ1つじっくり見れるしさすがサントリー美術館!て感じでした


ただ写真を見ながら思ったんですが、1つだけ実物と全然違うのは「透明感」ですね

ガラス特有の透き通ってる感じって写真で見たら全然伝わらないのがすごい残念です

ガラス芸術に興味がある人はいつか機会があればぜひ目の前で見てみてくださいませ


パリ万博以降は実用品というよりも作家として、アートとしての作品作りに変わっていくガレですが、植物や動物がほぼ全てのモチーフであり、ジャポニズマーであるガレはガッツリ和テイストなので、日本人には違和感なくスッと入ってくる所がありますよね


ある意味ガウディのガラス版て感じかもしれません

考えてみたら年代も同じなので、このアールヌーボー感というか生命感は時代の物なんでしょうかね

もちろんフランスでガレに浮世絵を用いて和のテイストを教えた高島北海の存在を忘れてはなりません

ガレの植物や昆虫などは北海の絵からインスパイアされた物がすごく多いですしね


数が多いので今回もダイジェストで


やっぱガレやばいわ

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