アルバムの感想
- 3 時間前
- 読了時間: 8分
今回Sunoで作ってみた「nursery rhyme」
丸々1ヶ月くらいやってたので若干疲れはしましたが、結果すごく面白かったです
改めて勉強になることもありましたし、音楽の楽しさを再確認できた気もしました
最後に各曲振り返りながら感想など。
M1 : 星の王子さま
星の王子さまに会えるかなとサハラ砂漠まで行った僕ですので1曲目はこれしかないなと。
歌詞的には「大切な物は目に見えない」という作品のテーマは中心に置きつつも、「世界で一番大きな星空」や「何も聞こえない街」など実際行った自分の感想を盛り込みながら書いてみました
アレンジ的にはイントロのキメが決まった瞬間「勝ったな」と。
本来鍵盤はCPでやりたかったんですけど、さすがに楽器を個別に選べないのでコーラス系のピアノにしました
一番苦労したのはもしかするとアウトロのキメ喰いかもしれない。エンディングテーマに戻る前に物語を着地させる為には必ず必要なので、結構大変でしたが個人的にはバッチリキュンとくるポイントになりました
M2 : ハンプティダンプティ
このアルバムで唯一僕が指示していないポイントはこのチャイルドコーラスです
僕はこんなプロンプトを書いていないのですが、「あーはいはい、こういう感じでしょ」とAIが勝手に子供のコーラスを入れてきたんですね。いや、コーラスというか最初は子供が歌っていたんです
僕はここで初めてAIが言葉の内容や全体の雰囲気を見てメロや声を判断してるんだと気づきました
さすがに子供が歌うのは違いますが、この感じはすごく面白かったのでコーラスで採用
確かにハンプティダンプティの世界感を表現する重要な要素になっているので驚愕しました
M3 : オズの魔法使い
カンザスの話しなのでアレンジ自体はカントリーっぽくしようとは思っていたんですけど、メロディはどうしようかと結構悩んだ結果、黄色いレンガ道を歩きながら歌える歌がいいなと思い、コステロ風の優しいメロディにしました
歌詞は「昔こういう話しがあってね」と子供に読み聞かせるような感じの客観視点で書いてみました
最後の「ほら、かかとを3回鳴らしてみて?」という着地は結構気に入ってたりします
M4 : ジャックスプラット
これ本当はクイーンぽい曲にしたくて始めたんですけど、クイーンを想定させるためにロックオペラなどを書くと、突然大袈裟すぎてあまりにダサいので断念したシリーズ。この頃はまだチャイルドコーラスにハマっていたのでその名残が少々
M5 : 不思議の国のアリス
「不思議の国のアリスに音楽を付けなさい」と言われたらみなさんはどうするでしょうか
チェンバロなんかでバロック風のキラキラした可愛くポップな曲で別に良いと思うんですよ
でも違うんです。僕の中の「不思議の国のアリス」とは"狂気"なのです
作者のルイスキャロルは当然のことながら、先日書いたヤンシュバンクマイエルに至るまで、僕にとっての不思議の国のアリスとは「変態と狂気と混沌」を具現化した塊なので「メタルでいこう」と。
不思議の国のアリスをエクストリームで表現してみようという心意気だけは買ってほしい
でも結局これもなりませんでした。あまにりダサいので。
ちょっとメタル系にするとギャグみたいな早弾きばっかりで、ヌーノっぽいフレーズはおろかピッキングハーモニクスひとつ入ってこないので、細かく狙うにはもう少し研究が必要かもしれません
なのでエクストリームというよりはハーモニー系メタルの要素だけは若干残しつつ、もう少しオルタナに寄ったロックで着地。一番苦労したのはタキシードのうさぎが持つ懐中時計の音を入れたかったんですけど、どう聞いてもストップウォッチにしか聞こえないというw(インター後のブレイク部分)
でも不思議の国のアリスのドタバタ感というか展開感は何とか維持できたので結構気に入っています
M6 : ライオンとユニコーン
マザーグースの一編でもあり「鏡の国のアリス」にも出てくる話なのでここは並べるべきかと。
ライオンはイングランド王家の紋章で、ユニコーンはスコットランド王家の紋章のことでして、両国が統合するまで長きにわたって争い続けた対立の歌なんですよ
そんな歌詞を書いている最中に思ったのは「現代のまんまじゃん」と。結局争いは今も昔も何も変わらないんだなと。なので最後の一文は「おとぎ話だって?違う。今朝のニュースだよ」って決着にしました。
一番苦労したのはもちろんアンソニーの「ヘイ!」ですよね
っていうかこれでレッチリっぽく聞こえるんだからレッチリってやっぱすごいなw
M7 : ネバーマインド
マザーグースでも童話でもないんですが、これはSunoを初めて触った時に作ったシリーズだったので一応入れておこうかと。当初はこういうオルタナやグランジ系で練習しており歌詞も適当だったため、後から歌詞をやり直すのが結構大変でしたけど自分ぽい所でうまく着地できたかなと思っています
M8 : 誰がクックロビンを殺した?
マザーグースの有名な一編で、「だ〜れが殺したクックロ〜ビン♪」←おじさんのみこれを歌えます。
テーマ的にちょっと切な系のメロにしたいなと思い、オアシスのDon't go away辺りをイメージして作成
この曲で一番苦労したのはメロでもアレンジでもなくもちろんアレですよね
はい、そうです。ラスサビの2周目でどうやってチューブラベルを鳴らすかですよね
実際の歌詞も最後に
空の上から 全ての小鳥が ためいきついたり すすり泣いたり
みんなが聞いた 鳴り出す鐘を かわいそうな駒鳥の お葬式の鐘を
で締めているのでこれが無いと"祈り"に昇華しなくてこの曲を着地できないので絶対に入れたかったんです
色々大変だったけど普通に名曲のような気がしてて結構気に入ってたりします
M9 : ジョージーポージー
この曲は「女の子に突然キスをして泣かせてしまった男の子の話し」なんですよ
本来はイジワルな男の子の話なんですが、実は好きな子だったというifにして「小さな恋のメロディ」の現代版にしたろうやないかい!と思うと同時に、日本の名曲である民生先生の「自転車泥棒」に唯一対抗できる曲を書くしか無いと強い決意で挑みましたw
歌詞的には俯瞰というかジョージの友達的な視点で「今すぐ追いかけろジョージ」「お前なら大切な言葉を言えるよな」という感じで書きつつ、落ちサビで出る「アイムソーリー」はちょっとキュンときますねw
逃げなかった者の歌という決着も自分的には結構気に入っています
サウンド的には一番ジェリーフィッシュっぽくできた曲で、2Bのコーラスから上がっていく感じが出来た時は碇ゲンドウと同じテンションで「勝ったな」と言いました
クックロビンからのジョージーポージーのコンボは自分で聞いててちょっと泣きそうになりますw
M10 : ヘンゼルとグレーテル
僕こういう走り出したくなる系のメロディ大好きなんですよw
でも歌謡曲に寄せすぎて全然ベンフォールズじゃなくなってしまったので途中までボツにしようか悩んだんですけど、でもやっぱり自分が好きな物を作ったのにそれを外すってなんか本末転倒だなと思って入れました
場面的にはヘンゼルとグレーテルが手を繋いで森から脱出する後ろ姿をイメージしつつ、これから訪れる二人の幸せを祈ってハッピーエンドにしたく、未来に向かっていけるようなメロディを何度も試しました
サウンド的にはシンプルに聞こえますが実は結構大変で。というのもベンフォールズの醍醐味って歌以外の部分に入るインタールードが重要ですよね。もっというとアウトロで全然関係無い展開になったりするじゃないですか。それが思ったより大変でなかなか思ったインターやアウトロにならないんですよね、、
なので最後のアウトロがバチッと決まった時のアドレナリンてペットボトルくらい出ましたよ
普通に「Yeah~!!」って声出たもんなw
余談なんですがリイントロの頭打ちありますよね(タンタンタドタド)
ロックでは普通にあるベタなアレンジなんですけど、この「頭打ち」って英語にできないんですよ
あくまで日本の音楽用語というか造語なので、この何でもないベタなアレンジを英語で書けないんです
のでどうやったら頭打ちにしてくれるかあの手この手で試すのも結構大変でしたが、喉元過ぎればなんとやら、アルバム最後の高揚感に相応しい1曲になってくれてすごく気に入っています
・総評
正直「自分でやった方が速い」って部分は否めませんw
なんならステムで書き出してから全部midiで打ち直したり、新しく録り直したりしたくなるんですけど
それを言い始めたらもはやAIじゃなくなってくるし、大事なのはソコじゃないので今回はそのままにしました
でもいつか全部生で録っても面白いのかもなとも思いますね
第二弾をやろうかと思ったんですが、次はエレクトロにしようか、全部女性曲にしようかなど悩み中
本当はバンドだけで見ても心残りなサウンドはまだまだありまして、今回は避けたんですけどやっぱりニルヴァーナやスマパンをはじめとするちょっと暗めのグランジをやるべきなのかとか、個人的にはbutter08やホワイトストライプスなど、ニューウェーブやパンクからのガレージ系も絶対に外せないんですよね
いつまでもマザーグースってわけにもいかないので違うテーマも探さないといけないし、次はもう少しちゃんと構想してやってみようかなと思います
集中しはじめたら他の事が手に付かなくなるので暇な時にしかできませんしねw
でも本当に楽しかったので個人的にはみんなこれで一度遊んで欲しいなと思いました
自分で作った物って思ってるより案外愛着が沸きますよ。ぜひ音楽がもっと身近になりますように♪




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