E.T.
- 8月1日
- 読了時間: 4分
更新日:8月2日
1st Album「Nursery Rhyme」に続き、Robotaの新しいアルバムでも作るかと思ったのですが、Sunoはとにかく歌詞が無いと何も始まらないので、今回のテーマを決めなければなりません。
いつまでも童話をモチーフにもできないので新しいテーマを考えていたんですけど結局「映画」にしました。
世界の名作から自分の好きなのをモチーフに歌詞を書こうかなと。
もちろん僕の場合、その映画のテーマソングを書くという意味ではなく、単に歌詞を毎回考えるのが面倒くさいので、テーマやルールを決めた方が悩まなくて済むというだけでして、映画にした理由も数が膨大にあるからジャンル別に分けても当分困ることは無さそうだしこれしかないと思ったんですよ。
そうなれば記念すべき1発目はやはり「E.T.」でいこうと思ったんですけど実は色々大変だったのです...
New Single 「The Extra Terrestrial」
内容的には名作のストーリーを改変したりオリジナルの解釈で書いちゃうのも違うと思うし、そもそも権利的に問題があってもいけないので、今回はパッケージに書いてあるキャプションの如く、単純に物語を時系列でそのまま説明する文章でいいかと軽く思ってたんですね。でもここには大きな落とし穴があったのです。
ひととおり歌詞を書き終えたのでSunoで曲を作り始めたんですけど、何度やってもサビをサビとして歌ってくれません。1サビなのに1Aに戻っちゃったり、1サビはいけても2サビは全然違うメロになるとか。
なんでこんな思ってもない構成になるのかというと、映画を時系列でそのまま説明しちゃうと、当たり前ですが物語はずっと「進行」していますよね。なのでこっちが勝手にサビと思って書いている箇所も、Sunoにしたら「あ、ここは新しいブロックなのね」と判断しちゃって、メロディを"変えよう"としちゃうんですよ。
Sunoあるあるのひとつに「2Aのメロが毎回変わる問題」がありますけど多分それも同じ意味なんでしょう。
なのでSunoに「あ、サビがきた」と思わせるためにはそのブロックに法則性というか、文字数やパターンを合わせるなどして構成自体を「これがサビです」とわかりやすくしておかなければいけないみたいなんですね。
だから今回はサビの入り口に同じキメ言葉「The Extra Terrestrial」を記号的に入れて、内容も一定のパターンで統一しつつ、色々書き直しながら構成を決めました。まあ普通の歌詞はそうなってるわけで、要は「歌詞っぽく」書けば良い話しなんですけど、そこに辿り着くまでにものすごく時間がかかりました。
でサウンドはというと。
上にも書いた通り、別に「E.T.の曲」を書きたいわけではなく、あくまで歌詞を書くためのモチーフにすぎないので、歌詞とサウンドをリンクさせるつもりもなかったから、今回も最初はオルタナやガレージ系で作ってたんですけどやめました。なぜなら「つまんない」というか「全然入ってこない」んですよ...
えらいもんで、歌詞は関係ないと思っててもやっぱりそれなりに引っ張られるというか、特に好きな映画であるなら尚更そのシーンとかが頭に浮かんじゃいますよね
なのであまりにイメージと乖離すると、その曲自体がとても気持ち悪い物になってしまったので、やっぱりサウンドは80年代を彷彿すると言いますか、なんとなくその時代を"感じられる"物でないとダメだと知ったので
よしユーロビートにしよう、と。
もちろんユーロビートをマジでやろうものならもう僕は外も歩けなくなるじゃないですか。
なので、まずカイリーミノーグのキャッチーさとリックアストリーの甘ったるさを足して5で割ります。
そこにバナナラマという珍味と、激辛のデッドオアアライブを小さじ2くらい入れてみます。
これらは混ぜるな危険の劇薬であり、量を間違えたら即死なので有資格者しか扱えないので要注意です。
それでもやっぱり聞いてるこっちが恥ずかしくなってくる臭みが消えないので、最後に上からニュージャックスイングを軽く振りかけて、ダサ味をマスキングしたらThe Extra Terrestrialの完成です!
ハマり出したらProphetのあのアルペジオがいいなとか、CS-80っぽいパッドにならんかなとか、変な所に耳がいってしまうんですけど、そんなことをSunoに指示できるわけでもないので、質感に至っては同じプロンプトで気に入ったのが出るまでひたすら出し続ける苦行。
歌詞とサウンドは関係ないと言いつつも、2サビで自転車が飛び立つシーンや、エンディングでエリオット少年が宇宙船を見上げているシーンをイメージしながら作っているとおじさん達は涙をこらえきれませんw
今後E.T.を見る度に僕の中ではもうこの曲が流れているんだろうな
次曲はもちろん「バックトゥーザフューチャー」ですw




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