教皇選挙
- gen kushizaki

- 5月1日
- 読了時間: 3分
更新日:5月28日
10年振りくらいのスカイウォークw

なついぜw

我が庭恵比寿!!

イッツガーデンプレイス!

上にあがると

はいガーデンシネマ

でタイトル回収

結構話題になっていましたが、ぶっちゃけ映画館で見る気も無かったんですよ
U-NEXTに入ってから見りゃいいか程度だったんです
とはいえ、なんとまさに今から本当のコンクラーベが始まるじゃないですか
前ローマ教皇フランシスコの在位は12年でしたが、ご長寿時代なので今後はもっと長くなる可能性も考えると、もはや式年遷宮みたいなもんですよね
ので単に映画だけなら忙しい最中に行かなかったんですが、実際のコンクラーベが始まる瞬間なので、体験型イベントのつもりで今見ておく方がいいかもと思ったんですよ
とはいえ六本木も二子玉も席が全然無くて、困ったなあと思ってたんですがさすがはガーデンシネマ!
真ん中で見れましたw
単館系の小さな映画館なので基本マニアックなうえに「そもそもこんな所に映画館があったんだ」と気づいてない人も多いくらい隠れ家的映画館なので、困った時はガーデンシネマ鉄板ねw
映画自体はまぁ、、、そりゃあ駆け引きや裏工作くらいは当然あるでしょうよ、、という感じでした
オチはカトリック的に考えたらなかなか斬新でしたが、全体的には特段変わったこともなく、群像劇なので基本会話ベースであり、「極上のミステリー」では全くありませんw
まあコンクラーベという物を全く知らない人にしたら驚きや初めて知る事も多いかと思うので、それなりに楽しめるのかもしれないのですが、ある程度知ってる者にしたら「まぁですよね」になっちゃうかも
てかこの「極上のミステリー」ってコピーが悪い気がする
別にアガサクリスティとは言いませんけど、それなりのフィクションというかエンタメというか、謎解きやどんでん返しのドキドキワクワクがあるのかなと勝手に思ってしまっていたので、僕的には肩透かし感が拭えなかった
なぜ肩透かしかというと、エンタメどころか内容的にはもはやノンフィクションに近いリアルさでして、これって「今」のバチカンそのものなんですよね。前フランシスコ教皇はバリバリの改革派でして、どれくらい改革派かというと、あろうことかカトリック13億人のトップが「LGBTQもOK〜」って言っちゃった人ですw
「求められたら同性愛者も祝福していいよん」とか「なんなら女性教皇でもいんじゃね?」と言う始末
お気づきの通り日本でいう女性天皇問題と結構近いんですよね
なので映画同様現在のバチカンでは激オコの保守派と改革派で真っ二つなんですよ
これから始まるコンクラーベで保守派が勝ったら恐らくまた全部ひっくり返るわけですね
で、そのフランシスコ教皇をモデルにしたのが、映画の冒頭で亡くなる劇中の教皇でして、その意思を引き継いだ派と相対する保守派の派閥争いですから、この映画って今のバチカンを映像にして見せてくれてるNHKスペシャルみたいなものなんですよねw
ので教皇選挙の名を借りたダビンチコードだと思って見に行った僕にしたら肩透かしだったんですけど、この密室でボソボソしゃべり続ける暗い群像劇を、気づけば寝もせず最後まで一気に見れたのは、定期的に展開するテンポ感が非常に上手かったってのと、日本人も他人事じゃない変なリアルさのせいかもしれません
本当のコンクラーベはいよいよ5月7日からスタートです
どちらが勝つかドキドキですね(こっちのがよっぽどエンタメかもしれん)
見終わって歩いてたら偶然見つけた荒木師匠

せっかく恵比寿に来たので

もちろんこがね製麺所でうどん食べて帰ります
5年振りくらいだろうか、内装も結構変わっててビックリしたけど充実した1日だったぜ、、




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