翌朝
日の出と共に早朝参拝をしてから
海岸に向かいました
はい稲佐の浜ドーン!
弁天島キターーー!
旧暦の10月10日、八百万の神々をお迎えするのがここ稲佐の浜
出雲の国譲りの交渉をした場所です
てか神様って海路で来るんですってw
で海から上がった神様が会議をする所がここ上の宮
あ、そもそも神様がなぜ集まってくるのかと言いますと
年に一度人々の縁をどうするかの会議をしに来てるんですね
ここで会議をして、出雲大社の十九社に泊まり、翌日またここで会議ってのを1週間やります
帰り道はここにも寄りました
出雲の阿国のお墓
歌舞伎の創始者ですのでいわばエンタメの神様みたいなもんですな
安土桃山時代の女芸能者で元々は出雲大社の巫女さんでした
京都の四条河原で人気を呼び、後には北野天満宮で定舞台にもなったそうな
500年後の端くれとして一応お参りしてきました
さて...
ひととおり廻るべき所は廻ったのでどうしようかと思っている時
かなり遠いんですが「ここに行け」という場所を聞いたので
出雲大社駅
なぜかお洒落w
小さい駅ですわ
昔の電車も置いてあって
キテるよね
カオナシ座ってそうw
畑の中を走り続け
さらに小さい電車に乗り換え
湖の周りをグルッと回って
JR松江駅に到着
バスで20分ほど走りますと
ようやく到着...
はい神魂神社ドーーン!!
知らんてなw
ここは神魂(かもす)神社って言いまして、超ローカルなんですが
国造りの大元イザナミとイザナギが祀られてる神社なんですね
僕も知らなかったんですが、現存する日本最古の大社造りがここなんですって
手水舎もガチです
石段を上がると
ババン
風の音と
水の音だけなんですが
あ、ここ大分ヤバいなって感じ
建造は1346年
木ってホントすごいな
先も言いましたがこの神魂神社ね、超ローカルなんすよ
なぜかと言うと「観光地化」しないよう極力人を寄せ付けないんですって
まあそうでもしないとこんな古い物を維持できないんかもしれませんね
っていうか今回すごく思ったんですが”神聖さ”って変な話し
静けさというか人のいなさというか、そういうのが担保してますよね
昨日の昼間見た出雲大社と今朝の誰もいない出雲大社って
やっぱ見え方も感じ方も全く別物だったんですよ
結局神社の荘厳さとか厳格さって朝イチか夜しか無いような気もしましたわ
人で溢れた瞬間どうしてもテーマパークっぽいんですよね
よくパワースポットを「元気がもらえる!」なんて言いますが
これも実は大きな誤解で本来パワースポットって畏怖の念を感じる所なんですよ
いわゆるゾクッとするやつですね
神々しいってつまりは人知を越えた見えざる力なのである意味”恐いもの”なんですが
”畏れ”とか”穢れ”の意味って案外誤解されがちですよね
とか言いつつお土産を買っちゃうやーつw
いやだって本殿の中にある壁画見たかったんだもん♪
普段いない宮司さんがたまたまご祈祷に来たので開けてもらいました
(このドクサレ観光客が)って超嫌そうな顔してましたわwはははははw
帰り道もすごくて
自然のみw
一応八重垣神社にも寄って
今回のノルマは無事終了♪
なんかもう情報量多すぎて疲れたけど、今回ここへ来てなぜ”出雲”っていうかよくわかりましたわ
この辺ね、雲が超”分厚い”んすよ
来る時も飛行機から見る雲の上は晴天なんですが厚い雲を抜けて下に降りたらずっと曇ってるんですよね
古事記にも葦原の中つ国はドヨーンとした重々しい雲と書いてる通り
きっと昔っからこんな感じのとこだったんでしょうね
朝日も夕日も全部雲の隙間から差し込むんで逆に神々しいんですけどねw
いつか気が向いたら出雲大社などいかがですかね
日本神話の世界を見て廻るのも結構楽しかったですよ(๑′ᴗ‵๑)
でわでわ
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