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グッチズム

緊急事態宣言も明け、ワクチンもほぼ1周回った感じになり

ようやっと色んな物が少しずつ動き始めた感じになってきましたね

ほぼ2年間も電源を切ってたような状態でしたから突然全てが廻らずとも

エンジンだけは無事かかりアイドリング状態であることは日々実感できるかな

僕も長らく自宅作業ばかりだったので、気分転換に行ってみたんです


天王洲のB&C HALL


裏も気持ちいい


でこれはなにかと言いますとね、GUCCIのエキシビションなんですよ



創設100周年を記念した展覧会というので一見今までのコレクションの展示かなと思いきや

”五感を刺激する没入型エキシビション”というので何かと思って行ってみたところ


現GUCCIのデザイナーであるアレッサンドロ・ミケーレいますよね

彼が手がけた手前6年分の広告イメージを具現化したっていうんですかね

各ブランドごとにその年々のコンセプトってあるじゃないですか

それらをビジュアルイメージに落とし込んだのがいわゆるその年の広告ですよね


それらをテーマごとに具現化して、GUCCIのというかミケーレの世界を体感しよう!

って感じのエキシビションだったんですよ


コントロールルームからスタートして


1発目は2018年のテーマでもある”コレクター”


既に色々ヤバい


”コレクターというのは、しばしばエキセントリックで偏執狂的で、個性が強く、圧倒的な情熱にとりつかれ、驚くほど独特な性格を持った人々です”と。


つまり綺麗に陳列されたショーケースを覗き見ることで、コレクターが持つ「狂おしいほどのディテールと洗練へのこだわりに宿る喜び」を体現するというのがミケーレのコンセプトなわけですな

こういった感じで各roomごとにインスタレーションされたテーマを体験するって感じですかね


room2は機械人形 2020年春夏


room3はリップスティック


room4は旅 2015年秋冬


っていうかどれを見てもミシェル・ゴンドリーな感じがすごい


room5は大都会東京を舞台とした2016年秋冬




room6は2018年のパリの五月革命


room7はSF 2017年秋冬


room8はフレグランス 2018年


room9はユートピア 2018春夏



room10はダンスホール 2016年春夏


room11はクルーズコレクション 2020年


”グッチは誰もが参加できるパーティのような物”


room12はJoJo展(嘘)


はあ〜おつかれ〜


ってな感じの没入型エキシビションでしたがやっぱGUCCIってかっこいいですよね

なんかバッキバキですしねw

僕はアパレルのこういう攻めたコンセプトってすごく好きなんですよね


イマジネーションという言葉を抽象的な逃げに使うのでは無く

ものすごくハッキリとしたテーマから必要の無い物を削ぎ落とした先にある抽象

ハイブランドがコンセプトにするモチーフって着眼点が本当に面白いと毎回思う


しかもこれ無料なんですよ

なかなか刺激的でしたわ


てかベイエリアってなんか良いよね


天気も良く外へ出てみてホントよかった

少しずつ動き出しますように♪

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