コルドバ 前編
- 2018年7月16日
- 読了時間: 5分
ミハスから車で2,3時間走ると

コルドバにやってきました

アルカサルの前を通って

坂を登れば

メスキータドーン

そもそも今回の旅は色んな建築物を見たくて来たので、バルセロナではサグラダファミリアを始めとするガウディ群も最高だったしグラナダのアルハンブラ宮殿もやっぱり凄かったし、まだ書いてないけどトレドの大聖堂もマドリードの王宮もヤバかったですけど、今回の旅で一番衝撃を受けたのはここ「メスキータ」でして本当にココでしか見られない特殊な場所でした
っていうかこのメスキータを見ればスペインが良くわかるというか、独特な融合文化の象徴として一番現れてると思うんですけど、全く予備知識も無く突然メスキータだけ見ても正直わけがわからないと思うので、今回は前後半に分けつつ、少しだけ情報を入れながら書いてみたいと思います
多分見てるだけでもしんどいと思うので、興味の無い人は飛ばしてくださいね
もし気になる人はお茶でも飲みながらの暇つぶし程度に読んでください
ここコルドバの旧市街は「コルドバ歴史地区」として街全体が世界遺産指定都市になっていまして、歴史的重要度が非常に高く、その中心にメスキータがあります
メスキータとはスペイン語でモスクのことでして、つまりはイスラムの礼拝堂なんですけど、現在は「聖マリア大聖堂」が正式名称、つまりカトリックの教会です
ね、もう意味不明でしょ?
でもメスキータってホントにそのまんま、モスクと聖堂がドッキングしてるんです
入ってみた

目の前にモスク特有のミナレット風アミナール

周りを囲むように回廊が続き

オレンジコートの向こうに聖マリア大聖堂が

ここで超ザックリですが歴史を振り返ります
まず紀元2世紀頃は戦勝祈願のローマ神殿があった場所でした
その後6〜7世紀の西ゴート王国時代に「聖ヴィアンテ教会」を建造したんですが
711年アラブ勢が侵攻してきてコルドバを征服しヴィアンテ教会の半分をモスクとして使用していました
その後784年にイスラム教徒がキリスト教徒からここを正式に買い取り
785年、初代アブデラマン1世がその教会の上に「アルジャマ・モスク」を建造
アブデラマン3世の時にミナレットができ、961年にはミフラーブが、
987年には回廊など更に拡張され、現在の巨大モスク「メスキータ」になります
その後イスラムの時代が続く中、カトリック教徒によるレコンキスタによって
1236年フェルナンド3世がコルドバを征服し、再びカトリック教会になりました
ところが。
この際フェルナンド3世は「サンタ・マリア教会」と名付けるものの、モスクを壊して作り直すのではなく、一部を改修しつつもそのまま使用したんですわ
キリスト教もイスラム教も双方がお互いの宗教を完全否定しなかったことと、お互いの建造物に歴史的価値を見出したことが世界で唯一、宗教が共存する建造物になりました
ところが。
そこから更に時を経て1523年、スペイン王カルロス1世はメスキータの大改造を命じます
というのも、モスクのままじゃ何かと使いにくい上に、カトリック色を強めたかった聖職者達から強い要望がずっとあったせいで、作り替えたいという要望に対しカルロス1世はなんとOKしちゃったんですね
なぜならカルロス1世って実は「メスキータを見た事が無かった」のです
でも国王の了解を得てるわけですから、司教は工事を請け負っていた大工の親子に大々的なカテドラルを作るよう命じたんですね
とはいえこの美しい建造物を壊す事に反対した者も多くて、結局その親子は「モスクの一部だけ」を壊してモスクのド真ん中に教会を作ったんですね。後年メスキータを初めて訪問したカルロス1世は
「世界のどこにでもある建物を作るために、この世で唯一の物を壊してしまった」
とすごく後悔したそうです
グダグダ前置きを書いてしまいましたが、これを踏まえて見てください
じゃ入ってみます

するとドーン!!

メスキータキター!!!

「円柱の森」と呼ばれる二重アーチ群

元は1012本あった柱ですが150本ほど壊したので現在は856本

色味を合わせてあるので一見同じように見えるんですが

よく見ると柱は全部バラバラで

ローマ時代の建造物を世界中から集めて使用しています

中はとにかく広いので

どんどん進みます




すると突然

こうなったりしますw

さらに進むと

イスラムの貴賓席「マスクーラ」

正面はメッカの方角を示す「ミフラーブ」

ミフラーブの上の天井ヤバい

どう見てもバリバリのモスクですよね
ところが

すぐこうなりますw

聖体顕示台の部屋

めっさデカイ

そんなこんな言ってると

イスラムとキリストの境界線

またぐと突然ドーン!!!

融合してるw

主祭壇もドーン!!!

天井も全部違うんすよw

後ろは聖歌隊席

神々しすぎるw

ゴシックのパイプオルガン

もうわけわからんw

呆然としながら歩いてると

なんかすごいのきた

昔の展示物も多々あって



神の力ってすごいよなw

情報量多過ぎてまた疲れる

ふう...

宗教と同時にゴシック、ルネサンス、ムデハルに純アラベスク、様々な様式の建築が新旧織り混ざって融合する独特の文化スペイン
なんとなく伝わったでしょうか...
普通スペインに来るとなったらバルセロナかマドリードだと思うんですけど、良ければぜひコルドバやグラナダにも立ち寄ってみてください
コルドバなんてマドリードからAVEで確か1時間半くらいですから朝来て夕方帰っても余裕です♪
22時まで明るいしねw
次回は外をグルッと回ってみます
チャオ




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