top of page

私を構成する42枚

もうやりました?

少し前にTwitterで流行っていた”私を構成する42枚”っていうやつ

topstars2.1」というサイト上でポチポチしてその1枚をJPEGにしてくれるんですね


まあいわゆる「無人島に持って行く1枚」の42枚版と言いますか

でもタイトル通り「私を構成する」なので、単に好きなのを並べるんじゃなくて

自分の血肉となっている、これが無かったら今の自分になっていなかったと確信できる作品ありますよね

それを42枚ピックアップして貼っていくんですけど、これ案外思ってるより大変で...


最後の方はね、自分と喧嘩になってくるんですよ

「え、それか?お前はホントにそれでいいのか?」ともう一人の自分が隣で常に囁くのです


一般の人のを色々見ると、当然同じアーティストのアルバムがズラッと並んでるのが多く

逆にアーティスト云々ではなく、全部EDMなどジャンルで並べてる人など様々

もちろんリスナーの人なら全然それで良くて、単に懐かしみながらニヤニヤするで十分なんですが

それを生業とする者達にしたらもちろんそうはいきません

そもそも42枚で自分を語ることなんてできないですから、そこには沢山のルールが必要になってきます


大前提としては「1アーティスト1枚」が基本です

ビートルズを全部並べても仕方が無いですしね


で、このサイトの何が秀逸かというと「大きさが違う」ことにあるのです

2段で1セットが上中下と3つに分かれていまして、下に行くほど小さくなっていきます

つまり上の段は肉体としての自分、要は体と両手両足みたいな感じなんですかね

で真ん中の段が目耳鼻口など五感を司るパーツというんでしょうか

自分を自分たらしめる個性の部分になってくるのだと思います

そして一番下の段は、表には見えないけど確実に自分の中に流れている血とか細胞みたいなもんですか


上段と中段はいいんです

多分ここまでは大体の人がそれなりに終わると思うんですが

問題は下段でして、ここから果てしない戦いが始まります

数が限られてるもんですから、どうしても最後は「選択」を迫られるわけですので

ジャンルによっては「代表制を認める」という謎ルールを発明することにより

最後の方はアーティストではなくジャンルの代表として埋めることになりました


ドドン


ちなみに42枚というのはデフォルトの枚数であってTOP100とかにもできるんですよ

でもそれをやりだしたらもう遊びの範疇を超えて一生考えないといけないのでやめましたw

最後の方はどうしても納得いかない部分もありますが決められた中でやることに意義があるのかなと


まあ結局ね、やってみてわかったんですが音楽的に自分を構成するのって3段階だと思うんです

ローティーン(小中学生の強い記憶)、ハイティーン(青春時代の目覚め)、そして20代前半(大人になり始めた完成形)の3つで、この時に何を聞いてたかでぶっちゃけ全部決まりますよね

もちろん大人になってからドハマリした音楽なんて死ぬ程ありますが、それはあくまで横幅や奥行きの学びであって、既に土台は完成してるので「自分を構成」とは少し違いますもんね


で今回やってみて思ったことは、これって本来は人と交流する為のツールなんだと思うんですけど

別に誰かと共有しなくても十分楽しいというか、自分を再確認できる良い遊びだなと思いました

自分の好みって案外フワッと認知してる部分が多くて、実は自分でもよくわかってない所がありますが

実際「決断しろ」と言われてはじめて「あ、自分て結構これ大事だったんだ」とかその逆も然り。


最後は自分と少し仲良くなってるんですよねw



お暇な時にでもいかがですかね

一応邦楽もやってみたけどこれはこれでまた大変でした

0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page