アートってもはや「アート()」というかさ、まあぶっちゃけ死語にすら近いじゃないですかw
先日漫画家の山田玲司さんがその「アート()」についてご自身の番組で語ってたんで見てみたんですね
前半の無料部分だけでも結構面白いというかアートの大きな流れがすごくわかりやすいのでもし興味のある方は暇つぶしにでもいかがでしょうか
結局バスキアには辿り着いてないけどw
「ニューペインティング=うるせえ」
正しいw
と同時に「アート≠芸術」もすごく正しいんだよね
僕もファインアートとアヴァンギャルドを一緒にされるとどうしても違和感を感じます
でもまあ全部一緒くたにされる感じも正直わからんでもないです
なので僕もアートをクチにしたり変に勧めたりはする気もないですし、僕はそもそも前衛系のアートをあまり好きではなかったりもするんですが、でも時代には逆らえないというかウォーホルやバスキアなどのニューペインティングね
大好きなんすよwははははw
僕もパンクブーム、ロックブームの申し子なので「うるせえ」の精神が根本にありまして、絵画の世界をもってしても結局クールベら革命軍が好きだったりしますし、単に美しい物よりは「毒性」や「裏側」を求めてしまう自分がいますし、結局自分が素直に「かっこいいな」と思う物って未だにそういう物だったりします
でもダダイズムからのデュシャンやジョンケージなど、とにかく描くことを否定し価値の破壊に躍起になっていた表現が少しやりすぎたというか、僕に言わせればアートを「アート()」にしてしまった原因だとも正直思ってます
ただ悔しいかなそこから新しい時代や価値観が生まれてきた事も事実だし、美術の世界で「描く」という事自体がもはや行き詰まっていたのも事実だったのかもしれません
なのでそれらを更に通り越したポップアートやニューペインティングってやっとそこに「デザイン」が復活したので僕もそこにグサッと刺さりました
美術がどうこうじゃなく単純に「かっこいい〜!」て価値観ですけどね
番組で前に飾ってあるバスキアの映画のジャケットあるじゃないですか
名作ですよね
このデビッドボウイ扮するウォーホルのかっこよさね
昔この頭したやつがどんだけ多かったことかw
でも恥ずかしながら正直に言うとやっぱし未だに「かっこいい〜」って思っちゃう自分w
まあ色々脱線しましたが山田玲司さんが言うようにアートには個の価値観を変える力があるのもそうですし
新たな美を発見する役割を担っていることも事実なので、変に気負わず何気に触れる機会が増えればいいなあと思う
感性って決してアートな物ではなく、日常においてもすごく大切なファクターだしね
自分に無かった新たな刺激や価値観は必ず人を成長させるから結構役立つかもよ
音楽はもとより芸術という「価値観の世界」は免許もなければ数字も出ません
これって裏を返せば「言ったもん勝ち」の世界でもあるのでそこにはどうしても「本物」と「偽物」が存在しますよね
で悲しいかな圧倒的に「偽物」の方が多いのも事実なわけですが、それを見極めるのは結局自分の感性でしかないので知らなかった物や新しい物にどんどん触れていきたいですよね〜