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今僕↓


昨日「AT living」のマスタリングが無事終わりました

前日までずっとミックスしつつ、翌日そのままマスタリングという

かなりタイトなスケジュールでしたがなんとか今回も乗り切りました

ましてや合間にT松のライブがあったりもするんですが

正直ライブの後って耳が飛んじゃっててわけわかんないんですよ

低音症というか体が大音量をずっと浴びちゃってるので

はっきり言ってもう小さい音とかがそれで正しいのかどうかもわからんw

なのでひとまず仕込んではおきつつも翌朝改めてチェックしたり

そうなれば当然修正が必要になったりで大変

ミックスも最終日になればもうかなり疲弊してるんですが

スイーツ番長がスタッフ全員にプレゼントをくれたので

もう少しだけ頑張らねばなりませんw

さて今回のカバーアルバム

強敵でした

以前も書きましたが、録ってる時は宝探しの大冒険なので

学ぶ事も多いですし楽しさ100って感じでしたが

いざそれをミックスしたりマスタリングしたりと

最終的にまとめて行く作業はもう全てが悩みの連続で

例えばとある曲のミックスの時

何をどうやってもギターの音量がピタッとこないんですよ

上げたらすごくうるさいし下げたらすごくへこむ

オリジナルと聞き比べながらやってるんですが合わないんです

でも答えは簡単で。

オリジナルはリッケンバッカーの12弦なんですが

んなもん誰も持ってないですよねw

なのでギブソンの12弦で録ってたんですね

でも実はリッケンのドンシャリ感というかあの中域無い感じが大事で

それをギブソンでやっちゃうと中域に音が詰まりすぎてて

上げれば上げる程歌のレンジとダダかぶりしてくるわけです

やっぱ「楽器」に意味があるんだなあと感心してる場合じゃないので

ギブソンをリッケンぽい音に近づける為に頑張るというこの本末転倒感ねw

やっぱビートルズってよくできてるよホント

マスター段にアナログの機材をインサートする際は

一旦取り込んで波形で確認しないとトランスのプラマイがズレてたとか

いやもうそんなんわかんないじゃん...

マスタリングも1曲毎にはもっとこうしたいがあったんですが

アルバムなんでどうしても統一感が必要ですし

なにせ各曲味が濃すぎるというか全部がメインディッシュなんで

カレー、ラーメン、とんかつ、ハンバーグ、エビフライ、チャーハンときて

なのにたまにお茶漬けとかが突然入ってきたりしてもう無理

こんなん絶対合わんw

とにかく大切なのは歌なのでそれだけは真ん中にしっかり置き

名曲達が持つ世界観を少しでも感じられるよう頑張りました

盛り上がる曲から泣ける曲から笑える曲まで様々なので

聞いてくれた人それぞれに好きな曲が生まれたら嬉しい

カバーって正直大変だったけどやって良かったと思う

こんなに学べて楽しめて悩めることはそう無いから

今回も案の定ミュージシャンに頼り切りのセッションでしたが

改めて各アーティストにも感謝でいっぱいです

こんな名曲を残してくれて本当にありがとうございますと言いたい

お礼言ってないでお前も残さんかいってねw

ですよねw

精進します...

名曲に恥じないよう誠心誠意向き合いつつ

懐かしさと新しさをちょうど半分ずつ入れられたかと思うので

もし気になった方はぜひ聞いてみてくださいませ

良きアルバムになることを祈ります

マスタリング終了後は豚組で打ち上げ

もう全ての体力を使ったのでアグー14人前食ったったわ!!

わーっはっはっはー


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