top of page

奈良美智展


つい先日原美術館で見た奈良美智さんのアトリエがすごい素敵だったので、最近奈良さんどうしてるのかなと思ってカチャカチャって何気にググってみたのね

するとまさに今個展をされてる最中で「え!?」と思って場所を見たら元麻布の「カイカイキキギャラリー」でやってたんですよ

村上隆さん率いる「カイカイキキ」が運営してるギャラリーなんですが、広尾の駅から有栖川公園沿いを上がっていった所にあるんですが、なんと僕んち超近所なんですよ

ので駅前のマックでポテトを買ってつまみ食いしながら散歩がてら行ったんですね

今回のギャラリーは奈良さんがこの30年書きためてたドローイングを各年代順に見れるというなんともまあ素敵な個展でして。

入ったらいきなりドーン!!!

しかも撮影までOKなので...

90年代も

2000年代も

全部撮るよね

なんなら1枚ずつ撮りたいよねw

3日くらいいれるわここw

僕個人的にはやっぱり2000年代の感じがすごく熱くて、奈良さんの作品を初めて知った頃なのでそれが僕のデフォなんだと気づく

続けて一気に見る事でどう変わっていったのかとか、この時にはもうあれの原型があったんだなとか、時代と共に見れるってやっぱ素晴らしいね

奈良さんは曰く、鉛筆1本で書く事が好きだったと。

授業中や帰り道、家、場所もどこでも良かったと。

言葉より描いた方が気持ちを伝えられるはずだと。

息をするように、メモをするように、考えるように描いていた30年だったと。

奈良さんの絵ってやたら憎たらしい顔した子が多くてジーっとこっちを見てるだけの子もいっぱいいるんですが、そういうのも全部その瞬間瞬間をフと書き留めた吐息のようなもんなんですなあ

奈良さんの絵っていわゆる「純粋すぎる狂気」じゃないですか

のでどうしても孤独とか虚無が乗っかってきますよね

でも僕が奈良さんの絵を何故好きかと言うと結局根底に愛を感じるからなんですね

例えば「純粋すぎる狂気」の代表例は僕らの彌生ちゃんですが、草間彌生はそこに「死」が乗っかってくるじゃないですか。いわゆるピカソ側ですよね

でも奈良さんてベースは同じでもそこに「愛」が乗っかってる気がするんですよ

いわゆるマティス側ですよね

つまり順番が逆になっただけで、死をポップに描く草間彌生とポップに虚無を描く奈良美智

僕はそういった解釈なんですよね

今回のような落書きやラフ画などのフとした絵ってティムバートンの紙ナプキンシリーズのように、すごく性格が出ると思うんですが奈良さんのこういう絵って純粋さに溢れていますよね

nico de danceのジャケはこれにしよう

っていうか今フと思ったんですがみんな奈良美智って知ってるのかしら...

奈良さんは音楽好きで有名なので、美術界隈だけじゃなく実は音楽関係者も案外好きな人多いんですよね

僕も少年ナイフのジャケで初めて知ったんですがやっぱし一気に知られたのはブッチャーズじゃないかと思う

これ見た事ないですかね

bloodthirsty butchers「ギタリストを殺さないで」

紛う事なき名盤ですよね

これが出た時ってあらゆる音楽メディアで取り上げられてたから奈良さんは知らずともこのジャケは知ってる人多いんじゃないだろうか

そうなんです、このジャケの人が奈良美智さんなんですわ

ブッチャーズはトリビュートまで奈良さんが描いてましたね

ちなみにこの「原石」も発見しました

2000年代のブースを見てたら

デデン!

T.REXの右の女の子!!!

これ見た瞬間「あ!!!」って叫んだもんw

メッチャ恥ずかしかったわwXTCがある所もニクいぜ奈良さん

段ボールシリーズも封筒シリーズも全部いい

1人でクスクス笑ってた

そして、最後に1つ言いたいことは

このギャラリーね、無料なんですよw

え、どういうことw

どうしたんカイカイキキ!!ありがとうカイカイキキ!!

じゃあと10回来ますw(既に何回も行っている)

3月8日までなので興味のある方はぜひぜひ行ってみてください♪

素敵な時間を過ごすとワタクシ案の定お腹が空くわけですよ

で何食べよっかなーなんて例の如く思ってたんですがやっぱりね、ドローイングと言えばなんですか!?

ドローイング、、

ドウローミング、、

デュリュウニン、、

というわけで安兵衛ドーン!!!

高知県の屋台餃子で有名な安兵衛あるじゃないですか

実はこれも近所にありましてですね

焼くよね

パリッパリのジュワッジュワですわ

あ、もちろんじゃこ飯も食べますよね

チャルメラも食べるに決まってるじゃないですかやだー

飯テロしてやろうと思って載せたはいいがこれ見る度に思い出して自分が安兵衛ロスで苦しむというね

余計な事せんかったら良かったw


0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page