オカルト?


先日ね歌を録ってまして

また来ちゃったw

ブースの準備もできて

今回の曲は「いい感じ系」なので当然ELAMにしますわな

さて問題はH.A.でして

ELAMってマイク自体が独特の質感を持ってるので、アンプやコンプまで個性を乗っけると

最終的にはコッテコテの音になりがちなので、まあ初心に返って9098でツルッと当ててみたんですが

サラッとし過ぎるというか、やっぱ「軽い」んですよね

なのでやっぱし1081ですわなってなって1コーラスだけ当ててみた所

突然ズシーンと重心が下りて、9098の軽い印象が残ってたからか

やたらローエンドの膨らみが耳に付いたんですわ

でもよーく聞いたらミッドの距離感もハイの抜けも粒子のつまり方もすごく良くて

ま、結局H.A.って一生NEVE一択なんだなという再確認。

音も決まったんでDistressorで頭だけ軽く抑えて準備完了

「さあやりますか!」

ってなった時ね

エンジニアのボブさんが「あれ、、、」って言うんですよ

「誰かしゃべってる、、、」

ピーカーから誰かのしゃべり声が聞こえるんです!!!

きゃあああああああああああ

でたあああああああああ( ̄Д ̄;υ)

なんつってなw

もはや今時は経験の無い人の方が多いのかもしれませんが

ちょっと前まではよくスピーカーが無線やラジオの電波を拾ってしまい

スピーカーからラジオボイスのような音で会話が漏れたりしてまして

実はオカルトでもなんでもないんすよw

今時は電波法も厳しくなって強力な電波があまり飛んでないのと

各々の製品の質も上がってるのでもうそうは無いのですが

かつては近くの通りでトラック無線などの強力な電波が飛び交うと

フッツーにスピーカーから流れてましたねw

とはいえ

ずっと鳴ってるのね

っていうか、そこそこしっかり鳴ってるのねw

でマイクのトラックをミュートすると消えるのね

てことはスピーカーじゃなくてマイクラインに乗っちゃってるのね

こりゃマズいとなって。

スタジオのスタッフがラインを変えてくれたり別電源にしてくれたり

あれやこれや試してくれたんだけど一向に変わらないんですよ

でフと思ったのでブースにいたT松さんに

「そっちのヘッドホンてなんか鳴ってる?」って聞いたら

「はい、ずっとラジオ聞いてました」

「えw、ちょ聞かせて聞かせてw」パカ

フッツーにラジオ流れてましたわw

えー どーするよー

なんつってたんですが。

ん?

おかしい。

だって最初は鳴ってなかったもの。

途中から鳴りだしたのは間違いない。

ん〜最初は鳴ってなかったのに途中から鳴り出す原因、原因、、、

あれ...まさかの!?

そうなんす

1081が拾ってたんです

そらガッツリ聞こえるわなw

実はビンテージの機材って結構シールドが甘かったりもしてまして

電波干渉しやすいんですね

ところが、NEVEなんて特にそうですが

ビンテージ機器ってコンシューマー用じゃないから

使う場所って当然スタジオですよね

のでスタジオ自体がしっかりシールドされてるから

実は普段てそんな影響をほぼほぼ受けないんですわ

でも今日のスタジオは都会のど真ん中に建つビルの中に

改装して後から作った今時のスタジオなので

当然商業ビルがシールドしてるわけもなく

ましてや目の前は大通りだわ東京タワーも近いわで

こういった色々な条件が揃うと拾っちゃうんですねえ

NEVEのコンソールなんかはオールドの物になると

スマホの電波にも干渉してブブブブって言うのもあるらしいです

もちろん電波ですから場所の問題もあって

1081が入っているラックを少し後ろに動かしたら

ラジオの音量が下がったりもしたんですが消えはせず

機材によって干渉しちゃう周波数帯も当然違うので

いくつもの条件が揃わないとこうにはならないわけで

ある意味オカルトっちゃあオカルトなんかもしれないねw

はははははw

いや、笑ってる場合かw

どーすんのよってなってさw

仕方ないんでH.A.はスタジオの1084に変えたんだけど

また音が変わっちゃったら嫌だなあと思ってはみたものの

質感こそ変われどやっぱNEVEってすごいね

方向性自体はほとんど変わんなくて

EQの当て方さえ変えたら1084でも全然違和感無かった

いや〜こういうの懐かしいなあ

むしろ歌もすごくいい感じに録れて楽しい日だったわw


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