先週は頑張ったのでちょっと行ってきたんですよ
こんな上野公園久々
というわけで「きもの展」ドーン!
今週で終わっちゃうんでね
危ない危ない
期待してた以上にハンパなかったですきもの展
華やか〜なつもりで行くとグーパン3発くらいくらうので要注意です
中途半端な西洋絵画なんかよりよっぽどパンチ力ありましたわ
しかも「小袖 黒綸子地波鴛鴦模様」とか
「振袖 白絖地若紫紅葉竹矢来模様」とか
全部必殺技みたいな名前なのもまたいいですよね
着物ってホント「美」の集合体のようでして
まさに”着る日本画”と言いますかもう美術の世界なんですよね
贅の限りを尽くし超絶技巧としてのアートでもありつつ
価値観の破壊と創造を繰り返すアイデアとしてのアートでもありつつ
そのくせ花魁や太夫をファッションリーダーとする大衆性もありつつ
アートに内包されるあらゆるファクターが沢山詰まっている作品だと思います
もちろん美しさだけでなく
むしろポップな物も沢山あって
ほんと総合芸術だなあと思いました
光琳が直接描いた小袖もだいぶヤバかったし
信長の陣羽織も狂ってましたw
安土桃山時代から江戸、明治から大正と時代を経て流行の移り変わりもわかりやすいし
日本独特の感性や織物に対する拘りも改めて認識できる素晴らしい展示でした
さすが我が東博
日曜日で終わってしまいますので夏休みの想い出にどうですかね
関西は無いっぽいので東京だけみたいです
行けない人はIKKOさんのギャラリートークだけでもw
※ご注意
現場で音声ガイドを借りる方は途中で「IKKOさんのスペシャルトークを聞くなら何番」と出ますが
押した瞬間シーンとした会場内に大声で「どんだけ〜」と鳴り響き
周りの全員がこっちを見るという地獄を味わうので絶対に押してはいけません
コメント