ピーター・ドイグ
- gen kushizaki

- 2020年10月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年6月18日
デデン

久々の近代美術館

近美なんて「生々流転」見にきた以来かも

イギリスの画家なんですが、すごく気になってたので行ってみたんですよ
日本では初の個展なので期待半分に行ったんですが結構良かったです
扉絵に一目惚れしたので見に行ったんですが

その他もすごく面白く

今の人だけあって

色んな画家のテイストが入っており

ゴッホもマティスもラウシェンバーグも

映画をモチーフにしてる感じも今風

十代を過ごしたカナダの心象風景も多く

楽しさや豊かさもちゃんとあって

ポップな感じも今っぽい

人の描き方も独特で

気づけば引き込まれてました

1つわかったのはドイグってイラストレーターであって画家ではないって所でして、発想も色も一枚絵としては面白いんですが、油絵という観点で見ると案外雑いというか、恐らく油彩の教育は受けていないタイプだと思うんですよ。横尾忠則もイラストレーターから画家に転身しましたが、そう言われたら結構似てませんか?
僕はすごい横尾さんっぽいなあと思いながら見てました
アカデミックでないからこそのアイデアというか構図の楽しみ方に自由度があって、ボートの絵なんて13日の金曜日そのままだし、映画のオマージュも結構ありました
というのも

最後に突然ポスターが

これ「スタジオフィルムクラブ」というドイグのスタジオで行う無料の映画上映会がありまして
昔の映画を見て語り合ったり、演奏会になったり、いわゆるサロン的な場があるんですね
で「今回はこれを見まーす」と近所の人に宣伝する為のポスターを毎回書いたほど映画フリークなんですよ
どれもいい感じ

座頭市w

ここだけでもうアートですよね

東京物語とかなんで知ってんねんw

僕はすごく好きでした

本来ここで終わるはずなんですけどね
なんかもうテンション上がっちゃってそのまま行っちゃったんですよ




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