ウォーキングコースの少し外れにね、前から若干気になってた所があったんですよ
祐天寺の駅から2,3分て感じなのかな、普通に住宅街の真ん中なんですけどね
その名も「アクセサリーミュージアム」w

麻布十番の万華鏡屋から三宿のスノードーム美術館まで、マニアック過ぎて伝わらないお店を発掘してきたワタクシ的にはどうしても避けては通れない気配がしたのですw
現在やっている企画展はこれ

あれ、案外面白そうかもしれん...
正直アクセサリーにそこまで興味があるわけでもなかったんですが、装身具という「人が着飾ってきた文化」に興味があったのと、アクセサリーというマテリアル自体には興味があったので行ってみたんですよ

先に言いますと死ぬ程面白かったですw
いや、正直ナメてたんですわ。というのもここは入り口を見た通り個人宅でして
展示物も全て館長である田中元子さんの個人蔵なんですね
なので「ぶっちゃけハイソなおばちゃんが趣味で集めてきたアクセを見てほしいんだろうなw」
程度に思い調子こいて向かって行ったら思いっきりカウンターをくらうといういつものパターンでした
あまりに面白かったので駆け足ですがちょっとツアーをしてみますと
2Fの企画展からスタート

各年代ごとに流れで見れるので

めちゃくちゃわかりやすい

30年代

40年代

50年代

60年代

70年代

80年代

90年代

00年代

自分が通ってきた時代って若干恥ずかしいのはなぜなんでしょうねw
でも素材がどうなってきたのか、デザインがどうなってきたのかを時系列で見ると
その時代に生きた人のモチベーションというか、文化の流れが視覚的に見えて本当に面白いですね
1Fに降りたらまずはヴィクトリアン

産業革命以降の英国


からのアールヌーヴォー

ガレも

ドームも

スフレも

なんでも鑑定団フリークのワタクシにとっては見慣れた物ばかりw
からのアールデコ


おフランスのかおり


シャネルってやっぱ攻めてるよな


からのオートクチュールやばい

ディオールもド派手

でも60年代結構好き

いやあ〜面白いなあ〜なんて思いながら1Fも見終わったので、後はB1Fをチラッと見て帰るかと思いきや
B1Fが一番デカいというw

左がアヴァンギャルドで

右がプレタポルテ



80年代キターw

この下世話な感じねw

ドルガバもヒドいw

っぱこれっすよねw

館長さんの資料室的なのもあって

お仕事されてた資料もいっぱい残ってる

そら面白いはずやわ
おばちゃんの趣味じゃなくてプロの方ですもん
ファッションという大きな文化の中にあるアクセサリーという1つの側面を用いて、時代がどう変わってきたのか、人がどう着飾ってきたのかという観点から人間の魅せたいという欲であったり、喜びであったりをとても丁寧に解説されているので、面白かったというよりは普通に勉強になりましたわ
最初はキャーキャー楽しんでましたが最後は気づいたら真剣に全部読んでましたね
この3月に新刊も出されていたので買ってみたんですがこれがまた超絶細かく書いてあって最高

ショップにはビンテージの雑貨も売ってました


どうでしたかねアクセサリーミュージアムw
もしこういったファッション小物に興味がある人は楽しいと思いますよ。僕ですら面白かったので。
デザインはもとよりマジで勉強になることも山盛りありましたしね
帰ってきて自分が持ってるアクセサリーって何かないかなと探したんですが
マリアンヌバトルのプリンスくらいでしたわ。案外無いもんなんすねこういうのって。
see you!

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